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岡崎、4戦連続不発…内田欠場のシャルケとドロー

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[2.21 ブンデスリーガ第22節 シャルケ0-0マインツ]

 ブンデスリーガは21日、第22節1日目を行い、FW岡崎慎司の所属するマインツは敵地でDF内田篤人所属のシャルケと対戦し、0-0で引き分けた。岡崎は2トップの一角で先発したが、後半29分に途中交代。4試合連続ノーゴールとなった。右太腿裏肉離れで離脱した内田は欠場している。

 岡崎は前半11分に右足でミドルシュートを放つなど積極的にゴールを狙った。同19分には岡崎の動き出しがおとりとなり、MFエルキン・ソトが左足ミドルを放つが、GKの好守に阻まれた。前半29分にはビッグチャンス。ソトからの浮き球のパスに反応した岡崎がゴール前に飛び出し、右足ダイレクトで合わせたが、GKラルフ・フェーマンが右手1本でセーブした。

 絶好のチャンスに決め切れなかった岡崎だが、その後も果敢にゴールを目指す。前半40分、左サイドに開いたMFニコライ・ミュラーに預け、ゴール前に走り込むと、ワンツーの形でリターンを受け、PA内左から左足でシュート。角度のない位置から思い切りよく狙ったが、枠を捉えることはできなかった。

 シャルケも前半41分にMFジェファーソン・ファルファンがMFマックス・マイヤーとのワンツーで右サイドからPA内に進入し、フィニッシュまで持ち込むが、わずかに枠外。互いにチャンスをつくりながら決め切れず、前半は0-0で折り返した。

 後半も両チームが決定機を迎えながら最後の決定力を欠き、スコアレスの展開が続く。シャルケは後半20分、マイヤーに代えて昨年12月7日のボルシアMG戦以来の復帰となるMFユリアン・ドラクスラーを投入。マインツは同29分に岡崎とMFク・ジャチョルの2人を同時にベンチに下げた。

 1点勝負となった試合は最後まで互いに攻め合ったが、両チームともに決め切れず、そのままスコアレスドローに終わった。マインツは連勝を逃したが、シャルケの連勝を4でストップ。シャルケは2014年に入って初めて勝ち点3を逃し、26日にホームで行われる欧州CL決勝トーナメント1回戦第1戦のレアル・マドリー戦に勝利で弾みを付けることはできなかった。


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