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プラティニも三重苦に反対 「愚かなルール」

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PKならレッドカードは不要?

 UEFAのミシェル・プラティニ会長は、ペナルティーエリア内で決定機を阻止した場合に、ファウルをした選手が退場となることに反対との見解を示している。

 今週のチャンピオンズリーグでは、マンチェスター・シティDFマルティン・デミチェリスがバルセロナFWリオネル・メッシを倒してPKを献上し、一発退場となった。アーセナルGKボイチェフ・シュチェスニも、バイエルン・ミュンヘンFWアリエン・ロッベンを倒してPKを献上し、やはり退場となっている。10人となったシティとアーセナルは、それぞれホームでのファーストレグを落とした。

 アーセナルのアーセン・ベンゲル監督は試合後、PKの判定は妥当としつつ、「審判が試合を殺した」とシュチェスニを一発退場としたことに不満を表した。勝利したバイエルンの守護神マヌエル・ノイアーも、GKとしての立場から、「ルールを再検討するべきだ」と改正を求めている。

 プラティニ会長は会見で、同じくルール改正が必要との見解を示した。複数メディアが報じている。

「我々は15年前からルールを変えようと試みている。UEFAとFIFAの技術委員会はすべて、このルールに反対しているんだ。だが、国際サッカー評議会に話が向かうと、ルールが変更にならない」

「ベンゲル監督は、審判が試合を殺したと言ったね。だが、審判に選択の余地はないんだ。審判はこの愚かなルールを守らなければいけないんだよ」


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