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首位独走のバイエルン、14連勝で2位との勝ち点差は「19」に

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[2.23 ブンデスリーガ第22節 ハノーファー0-4バイエルン]

 ブンデスリーガは23日、第22節3日目を行い、DF酒井宏樹の所属するハノーファーはホームで首位バイエルンと対戦し、0-4で敗れた。酒井は3試合連続のベンチスタートで、最後まで出番なし。出場停止を含めて4試合連続の欠場となり、チームも3連敗を喫した。

 2位以下に勝ち点16差をつけ、首位を独走するバイエルンがこの日も危なげない試合を見せた。前半25分、故障から復帰後初先発となったMFバスティアン・シュバインシュタイガーが右サイドに展開。DFラフィーニャのクロスボールにMFトーマス・ミュラーがフリーで走り込み、ヘディングシュートで先制のゴールネットを揺らした。

 その後も立て続けにシュートチャンスをつくるバイエルンは前半31分、ラフィーニャの縦パスからFWマリオ・マンジュキッチが右足で狙うと、32分にはMFチアゴ・アルカンタラの右クロスをミュラーがシュート。いずれも相手GKの好守に阻まれたが、同34分、セットプレーから追加点を奪った。左FKのセカンドボールをシュバインシュタイガーが拾ってゴール前に浮き球のパス。後方から走り込んだチアゴが胸で落として左足で蹴り込み、2-0とリードを広げた。

 後半の立ち上がりはハノーファーも反撃を見せたが、後半10分のFWマメ・ビラム・ディウフの決定的なヘディングシュートはGKトム・シュタルケがビッグセーブ。GKマヌエル・ノイアーに代わって今季初先発となった32歳のベテランGKがきっちりと仕事をこなした。

 すると後半14分、DFダビド・アラバの斜めの縦パスをマンジュキッチがヒールで落とし、ミュラーが自身2得点目となる追加点。ミュラーの今季通算10ゴール目で3-0と突き放し、同21分にはラフィーニャの右クロスにマンジュキッチが頭で合わせ、勝負を決定づけた。

 4-0の完勝をおさめたバイエルンは14連勝で20勝2分無敗の勝ち点62に伸ばすと、今節は2位レバークーゼン、3位ドルトムントがそろって敗れたため、2位との勝ち点差は「19」に拡大。昨季から続くリーグ戦連続不敗記録も47試合(41勝6分)に更新し、圧倒的な強さを見せ続けている。


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