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セードルフ:「本田? ポジションの問題はない」

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クオリティーのある選手はどこでもやれる?

 {{c|ミラン}}は23日、セリエA第25節でサンプドリアと対戦し、敵地で2-0と勝利を収めた。クラレンス・セードルフ監督は満足感を表している。一方で、MF本田圭佑について、ポジションの問題はないとも話した。

 12分にMFアデル・ターラブのゴールで先制したミランは、後半にDFアディル・ラミが追加点。退場者を出したサンプドリアにゴールを許さず、2連勝を飾った。

 セードルフ監督は試合後、イタリア『スカイ・スポーツ』で次のように語った。

「今日はチームの成長を見られたのが大きかった。結果が自信につながっている。チームはコンパクトにうまくたたかった。全員が互いを助けていたね。サンプドリアにも賛辞を送りたい。美しい試合だった。必要なのは、今やっていることに継続性を持たせることだけだ」

「(リカルド・)サポナーラは初先発だったが、彼のパフォーマンスは気に入ったよ。ただ、チーム全体がますます良くなっているんだ。ターラブ? 彼のポジションは一つで決まっているのではない。2列目の3つのポジションすべてをこなせる。彼をどこに置けるのか、試合ごとに見ていくが、今やっていることには満足しているよ」

 FWジャンパオロ・パッツィーニとFWマリオ・バロテッリの併用については、こう述べている。

「センターフォワードは2人なんだ。(アンドレア・)ペターニャはまだ成長しなければいけない。これだけ重要な2人の代わりを務める責任を彼に負わせることはできないよ。(パッツィーニとバロテッリが)一緒にプレーするときもあるだろうが、今はこのやり方で続ける」

 2連勝のミランは欧州カップ戦出場圏に近づくことを願っているだろう。だが、セードルフ監督は順位を意識せずに成長を続けなければいけないと語った。

「今は順位表を見ていない。見たら気が狂ってしまうからね。とにかく試合ごとに考えていき、パフォーマンスを向上させていこう。そしてシーズンが終わったときにどうなるかを見てみようじゃないか」

 ミランは次節、王者ユベントスをホームに迎える。

「彼らは素晴らしいことをやっている。試合への準備は1週間あるね。我々はホームだ。勝利を目指すよ」

 また、セードルフ監督は試合後の会見で、右サイドで起用している本田圭佑のポジションについて、次のように語った。クラブの公式ウェブサイトが伝えている。

「本田がいつも右サイド? 私はあそこで彼は良いと見ている。彼には素晴らしいクオリティーがあり、相手を大きく苦しめた。クオリティーのある選手は、ほぼすべての位置でプレーできる。ポジションに関する問題はない」

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