[2.26 欧州CL決勝トーナメント1回戦第1戦 シャルケ1-6R・マドリー]

　UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は26日、決勝トーナメント1回戦第1戦を行い、DF内田篤人の所属するシャルケ(ドイツ)はホームでレアル・マドリー(スペイン)と対戦し、1-6で敗れた。力の差を見せ付けられる完敗で、準々決勝進出は極めて難しくなった。第2戦は3月18日にレアルのホームで行われる。

　前半2分、MFジェファーソン・ファルファンの右CKから内田に代わって右SBで先発したDFベネディクト・ヘーベデスがヘディングシュートを狙うが、ゴール左へ外れた。このチャンスを逃したシャルケは徐々に後退。6失点を喫すると、後半アディショナルタイムに1点を返したものの1-6で敗れた。

　試合後、ヘーベデスは「レベルの違いを感じたよ。ボールに近寄ることができなければ、レアルを相手に守ることは想像を絶するほど難しい。クリスティアーノ・ロナウドはどこにでも顔を出すし、彼が世界一のサッカー選手に選ばれた理由を目の当たりにしたよ。ここで負けるのは非常に厳しいが、残念ながら妥当な結果。失望感は顔に出ていると思うよ。だが、またここから這い上がってみせる」と失望を口にしながらも、前を向いた。

　6失点での完敗となったが、中2日で来月1日に迎えるブンデスリーガの次節は首位・バイエルン戦だ。この敗戦をいつまでも引きずるわけにはいかない。MFユリアン・ドラクスラーは「きっぱりと切り替える以外に選択肢はない。この試合をすぐに忘てバイエルン戦に向けて準備をしなければならない」と意気込んだ。

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