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清武フル出場も2位浮上のドルトムントに3失点完敗

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[3.1 ブンデスリーガ第23節 ドルトムント3-0ニュルンベルク]

 ブンデスリーガは1日、第23節2日目を行い、日本代表MF清武弘嗣の所属するニュルンベルクは敵地でドルトムントと対戦し、0-3で敗れた。清武はフル出場したが、得点に絡めず、チームの連勝も2でストップ。2月8日のバイエルン戦(0-2)以来、3試合ぶりとなる後半戦2敗目を喫した。右膝を再手術したMF長谷部誠は欠場している。

 ニュルンベルクは前半16分、バックパスをGKが手でキャッチしたとして自陣PA内で間接FKを与えるが、FWロベルト・レバンドフスキのシュートは壁に入った選手が体を張ってブロック。その後もホームのドルトムントに押し込まれる時間が続いたが、GKラファエル・シェーファーが好セーブを連発し、前半をスコアレスで折り返した。

 それでもドルトムントは後半立ち上がりの6分にMFヌリ・サヒンの左FKからレワンドフスキがヘディングシュート。GKが弾いたところをDFマッツ・フンメルスが押し込んだ。1月31日のブラウンシュバイク戦後、再離脱していたフンメルスが復帰戦で今季初ゴール。ついにシェーファーの牙城を破ると、後半19分にはMFヘンリク・ムヒタリアンのパスからレワンドフスキが右足でゴール右隅に流し込み、追加点を奪った。

 2点ビハインドとなったニュルンベルクは何とか反撃に出たいが、なかなかチャンスをつくれない。後半23分には清武の右CKからMFマイク・フランツがフリーでヘディングシュート。ようやくセットプレーで決定機をつくったが、枠を捉え切れなかった。その後も劣勢の展開が続いたニュルンベルク。清武はフル出場したが、なかなか流れの中でチャンスに絡むことができなかった。

 ドルトムントは後半38分にムヒタリアンがダメ押しの3点目。前節は下位に低迷するハンブルガーSVに0-3で敗れ、まさかの黒星を喫したが、2試合ぶりの勝ち点3を挙げると、この日敗れたレバークーゼンを抜いて2位に順位を上げた。


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