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瀬沼の鮮やかループなどで阪倉栃木が白星発進…千葉は2年連続開幕戦黒星

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[3.2 J2第1節 千葉0-2栃木 フクアリ]

 栃木SCが敵地でジェフユナイテッド千葉を2-0で下し、3季ぶりの開幕戦白星を手にした。破れた千葉は昨年に続く黒星発進。フラストレーションの溜まる内容に、スタンドからは試合後、大ブーイングが浴びせられていた。

 まず試合が動いたのは前半32分、DF山口慶のクリアミスに追いついたFW瀬沼優司がGKの位置を見た技ありループシュートで狙う。前に出ていたGK岡本昌弘の頭上をまんまと射抜き、先制点を奪った。

 なかなか攻撃の歯車がかみ合わない千葉も後半17分からFW森本貴幸を投入するなど、同点ゴールを目指す。しかし終了間際アディショナルタイムの森本のヘディングシュートがクロスバーを叩くなど、運にも見放された。

 ピンチの後にはチャンスあり。後半アディショナルタイム3分、栃木は鮮やかなカウンターからFW近藤祐介のラストパスを受けた途中出場のMF湯澤洋介がゴールに流し込み、反撃を試みる千葉にトドメを刺した。

 今季栃木は、阪倉裕二新監督を迎え、チーム再構築を目指している。不安を抱える中で迎えた開幕戦だが、最高のスタートを切った。「準備してきたことを一生懸命やってくれた」と白星発進を喜んだ阪倉監督。出場機会を求めて清水から移籍してきた瀬沼は「勝利に飢えていた。勝てて良かった。(ゴールシーンは)こぼれ球にしっかり反応出来た。しっかり狙えて打てた」としてやったりの表情を浮かべていた。

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