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酒井高フル出場も…シュツットガルトはクラブワースト記録の8連敗

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[3.2 ブンデスリーガ第23節 フランクフルト2-1シュツットガルト]

 ブンデスリーガは2日、第23節3日目を行い、日本代表DF酒井高徳の所属する15位シュツットガルトは敵地でMF乾貴士所属の13位フランクフルトと対戦し、1-2で敗れた。酒井は左SBで2試合連続のフル出場を果たしたが、チームは残り10分から悪夢の逆転負けでクラブワースト記録となる8連敗。乾はベンチ入りしたが、出番はなかった。

 前節のヘルタ・ベルリン戦(1-2)でクラブワーストタイ記録となる7連敗を喫したシュツットガルトだったが、この日も流れを断ち切ることはできなかった。前半31分、MFアレクサンドル・マキシムからパスを受けたFWマルティン・ハルニクが先制点。後半立ち上がりも主導権を握り、後半8分にはマキシムの横パスから酒井が右足でシュートを狙う場面もあった。

 しかし、徐々にフランクフルトが反撃を強め、シュツットガルトは防戦一方の展開となる。それでも後半34分に相手陣内高い位置でMFアルトゥール・ボカがボールを奪い、ゴール前にフリーで走り込むマキシムにパスが通ったが、マキシムの右足シュートは大きく枠を外れてしまう。すると後半35分、フランクフルトは相手GKのキックミスから最終ラインの乱れを突き、途中出場のMFヤン・ローゼンタルが同点弾。試合終了間際の後半45分にはMFヨハネス・フルムの折り返しをMFアレクサンダー・マイヤーが右足で押し込み、土壇場で2-1と試合をひっくり返した。

 残り10分からの逆転勝利を飾ったフランクフルトは3試合ぶりの白星を挙げ、順位も一つ上げて12位。シュツットガルトは15位のまま変わらなかったが、入れ替え戦ラインの16位ハンブルガーSV、自動降格圏の17位フライブルクと勝ち点19で並び、最下位のブラウンシュバイクとも勝ち点3差となった。


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