beacon

ユナイテッドMFクレバリーが若き才能たちへメッセージ「自分を信じ続けて頑張り続けてほしい」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 「NIKE CHANCE」グローバルセレクション最終日の9日、イングランド代表MFトム・クレバリー(マンチェスター・ユナイテッド)がセレクション会場となっているセント・ジョージズ・パークを訪れ、ナイキアカデミー入りする合格者の発表に立ち会った。

 合格者発表直前、取材にも応じ、自身がどのようにしてチャンスを掴んだか、また現在の夢について語った。

―今回「NIKE CHANCE」に参加している選手たちのようにあなたも10代前半の時にセレクションを受けてユナイテッドに入りました
「似たような状況にいました。スカウトされて、6週間トライアルを受けて、彼らと同じように印象を見せるということで言われて。(自分は)ラッキーなことに選ばれました」

―セレクションの時はどのようなことを意識していた?
「もちろん緊張していましたし、大きいユナイテッドというクラブでしたから、学校の友達にも凄いことだと思われますし、とてもエキサイティングでした。できるだけ楽しんで頑張ろうと思いました」

―ユナイテッドに入ってからここまで行けた理由は?
「いろいろ忍耐強く頑張って、すぐにできた訳ではないですし、ユナイテッドみたいなチームでは毎日毎日頑張らなければいけない。コーチの意見を聞いて何よりも楽しむことが大事。やっている仕事を楽しめないことは辛いことですから」

―影響を受けたことばは?
「小さいころにガリー・ネビルに言われたことですが、『能力があっても頑張らないと成功できない』と聞いたのでモラルをもってしっかりと頑張ることを心に置いてやっています」

―憧れの選手は?
「ポール・スコールズと、デイビッド・ベッカム。スコールズについては自分は彼と似たような道のりですし、一緒にトレーニングしたり、プレーしたりしている。憧れの選手と一緒にプレーすることができるのは特別だと思います」

―あなたはパスもドリブルもうまい。自分自身で一番得意と感じているのは?
「多分ミッドフィールドでエネルギッシュなプレーをすること。アシストとか、ロングショット、あと常にパスして動くということ」

―サッカー選手として一番大事にしていることは?
「完璧を目指していますね。常にすべてをフォーカスする。やることすべてに集中する。ロビン・ファン・ペルシーから常に45分間、90分間、すべてのタッチにフォーカスすると言われたので、それを心に置いてやっています」

―現在の夢は
「ワールドカップに行きたいですね。イングランドの代表として。またライアン・ギグスみたいにプレミアリーグで13回優勝するとか、チャンピオンズリーグで2回優勝するとかプレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、ユナイテッドで優勝したいと思います」

―日本のファンにメッセージを
「この間日本へ行ったんですけど、(香川)真司さんは友達ですし、サポーターもたくさんいますし、応援を続けてほしいです」

―「NIKE CHANCEに参加した選手たちへ向けて言葉を
「もちろん受かった人にはおめでとうと言いたいですし、受からないとしても、これから練習を続けていれば、また機会も出てくると思います。自分も16歳の時とか、いろいろな経験をしてきた。ここで終わりという訳ではないので練習を続けて頑張り続けて、自分を信じ続けて頑張り続けてほしいと思います」

(取材・文 吉田太郎)

TOP