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バイエルン会長、約39億円の脱税で禁錮3年6月の有罪判決

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 元ドイツのスタープレーのスキャンダルに衝撃が走っている。ドイツのミュンヘンにある地方裁判所は13日、バイエルンのウリ・ヘーネス会長に対して、禁錮3年6月の実刑判決を言い渡した。同会長には多額の脱税容疑がかかっていた。

 裁判では新事実が次から次へと発覚した。350万ユーロ(約5億円)の脱税を指摘されていたが、10日に始まった裁判でははるかに上回る1850万ユーロ(約26億5000万円)の脱税を認めた。翌11日には新たに総額2720万ユーロ(約39億円)の脱税を指摘され、認めていた。

 ただ脱税の事実を全面的に認めたことで、同会長側は執行猶予つきの判決を求めており、上訴する方針を固めている。

 同会長は1970年代にバイエルンやニュルンベルクで活躍。西ドイツ代表としても1974年の母国開催のW杯で優勝に導くなど、数々の栄誉を手にした。しかし故障の影響もあり、1979年に27歳の若さでサッカー選手を引退。同年からはバイエルンのゼネラル・マネージャーに就任していた。

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