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独特ムードも…浦和が敵地で広島に完勝、先制点の興梠「難しい試合だった」

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[3.15 J1第3節 広島0-2浦和 Eスタ]

 浦和レッズが敵地でサンフレッチェ広島を2-0で下し、今季2勝目を挙げた。リーグ戦2連勝だった広島は初黒星。11日のACL・セントラルコースト戦に続く公式戦2連敗。対浦和はこれでリーグ4連敗となった。
 
 サポーターによる差別的な内容の横断幕の掲示があったとして、けん責処分及び、23日のホーム清水戦(埼玉)を無観客試合とする制裁が下った浦和。前代未聞の裁定が下されてから初めて迎える公式戦は、敵地での広島戦となったが、サポーター席ではフラッグ、横断幕といった一切の掲示物が自粛された。

 試合は互いに固い入りになった。広島がカウンターからチャンスを伺うが、昨季までのGKで古巣との初対戦に燃えるGK西川周作の好判断に阻まれ、なかなか決定機を生み出せない。

 逆に浦和は前半42分、中央を持ち上がったDF槙野智章が前線にスルーパス。これに斜めに走り込んだFW興梠慎三が左足ダイレクトで蹴り込むが、こちらもGK林卓人が好セーブで弾きだし、ゴールラインを割らせなかった。

 しかし直後のプレーだった。CKの跳ね返りを拾ったMF平川忠亮が右サイドをMF柏木陽介とのコンビで深くえぐると、ゴール前にクロス。ニアに飛び込んだ興梠がうまく頭で合わせて、ループ気味にゴールネットに収めた。興梠の今季初ゴールで、浦和が先手を奪った。

 反撃を試みたい広島だが、11日にオーストラリアでACLを戦った影響もあってか、なかなか運動量が上がらない。後半ファーストシュートとなった33分のゴール正面で得たFKは、MF高萩洋次郎のシュートは大きく枠外に外れる。同40分にはゴール前のパスワークから崩し、MFミキッチのシュートにつなげるが、西川の正面に収まった。

 後半アディショナルタイムに突入して1分には、左サイドでボールを受けたFW原口元気がそのままエリア内に侵入すると、切り替えしで相手をかわして右足シュート。ボールはゴール右隅に突き刺さり、王者撃破に花を添えた。

 浦和イレブンは試合後、全員がゴール裏のサポーター席まで行ってあいさつ。一旦はベンチ裏に下がったペトロヴィッチ監督も再び登場し、サポーターへの感謝を示した。独特ムードの中で進んだゲームだが、先制点を決めた興梠も第一声は「難しい試合だった」。だが自身の得点で勝利出来たことについては「1点取ってからはウチのペースになった。いい試合が出来た」と笑顔を見せた。

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