beacon

吉田不出場のサウサンプトン、終盤2失点も辛くも逃げ切る

このエントリーをはてなブックマークに追加

[3.15 プレミアリーグ第30節 サウサンプトン4-2ノリッジ]

 プレミアリーグは15日、第30節を各地で行い、日本代表DF吉田麻也の所属するサウサンプトンは、ホームでノリッジに3-2で勝利した。吉田はベンチ入りしたものの、出場機会はなかった。

 開始直後に試合は動く。前半5分、中盤で細かくパスをつないだサウサンプトンは、ガストン・ラミレスからのスルーパスを受けたモルガン・シュネデランが先制ゴールを決める。しかし、その後は両チームともプレーに精彩を欠き、あまり見せ場のないままハーフタイムに入った。

 後半、ホームのサウサンプトンは攻勢を強める。11分には、ベンチスタートだったFWリッキー・ランバートを投入。その1分後にランバートは、DFのクリアミスを逃さずに、ボールを前線で拾うと、DFをかわして冷静にゴールネットを揺らした。さらに27分にも、波状攻撃を見せたサウサンプトンは、リッキー・ランバートのラストパスを受けたジェイ・ロドリゲスが3点目を挙げる。

 勝利を決定づけたと思われたサウサンプトンは、後半36分にもジェイ・ロドリゲスのミドルシュートが右ポストを叩くなど、盤石の試合運びを見せていた。ところが、後半40分、同41分と立て続けにミスから失点を喫して、1点差に詰め寄られてしまう。

 さらに、後半ロスタイムにはDFデヤン・ロブレンが負傷退場してしまう。すでに3つの交代枠を使い切ったサウサンプトンは、一人少ない状態で残り時間を戦うことになった。数的優位を生かし、ハイボールを多用してくるノリッジに対して、サウサンプトンは懸命に守る。そして後半7分には、カウンターから最後の交代枠でピッチに入っていたFWサム・ギャラガーがダメ押しゴールを挙げて、4-2で逃げ切り、リーグ戦2連勝としている。

▼関連リンク
欧州組完全ガイド
プレミアリーグ2013-14特集

TOP