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ラストプレーでGK執念のヘディングシュートも・・・京都は栃木とスコアレスドロー

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[3.16 J2第3節 京都0-0栃木 西京極]

 開幕3試合目でホーム開幕戦を迎えた京都サンガF.C.栃木SCとの一戦は、0-0の引き分けに終わった。

 ハーフタイムにバドゥ監督が「いいリズムでボールを動かせている。このままいけば必ずゴールまでたどりつける。続けていこう!」とメッセージを送ったように、京都は前半からコンビネーションとFWアレッサンドロやMF山瀬功治の個の高さを活かして分厚い攻撃。アレッサンドロや山瀬、MF駒井善成が突破からシュートへ持ち込み、43分にはカウンターから左SB比嘉祐介のラストパスにFW大黒将志が飛び込んだ。

 一方の栃木は守勢に回る時間帯が長かったものの、前半17分にDFラインの背後を突いたFW大久保哲哉が決定的なシュートを放ち、後半8分にもタイミングよく飛び出したMF廣瀬浩二が決定機を迎える。開幕から2戦連発のFW瀬沼優司と大久保の長身2トップを起点に相手の背後を突く攻撃で京都を脅かした。

 0-0で迎えた後半、セカンドボールも確実に収める京都が栃木を押し込んで攻め続けるが、決定打が生まれない。25分には大黒からのパスを右サイドで受けたアレッサンドロがマークを外してから左足シュート。こぼれ球を比嘉、MF工藤浩平が狙うものの、GK鈴木智幸ら栃木がゴールを死守する。京都は38分、山瀬の右CKをニアサイドの駒井が頭で合わせたが、これも鈴木がキャッチ。39分には右サイドからボールを運んだ大黒からのパスを受けた山瀬が右足を振りぬいたが、シュートはクロスバー上方へ外れた。

 終盤、再三シュートやクロスのシーンをつくり出した京都はラストプレーの左FKで1点、そして白星への執念を見せる。前線へ駆け上がったGKオ・スンフンが、クロスボールをヘディングシュート。だが、これはゴール右へ外れて試合終了となり、京都はホームで主導権を握りながらも勝ち点1を加えるに留まった。


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