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U-22選抜がJ3初勝利!小屋松らのゴールで藤枝に4発快勝

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[3.16 J3第2節 藤枝 2-4 J-22 藤枝サ]

 リオ五輪世代の若手選手で構成されるJリーグU-22選抜がJ3初勝利を挙げた。藤枝MYFCのホームに乗り込み、4-2で勝利。開幕戦では琉球に0-3の完敗を喫したが、この日は4ゴールの快勝で記念すべき1勝を挙げた。藤枝は開幕2連敗となった。

 試合ごとに登録メンバー16人が入れ替わるU-22選抜。琉球戦からは半数の8人を変更し、先発メンバーも5人を入れ替えた。2試合連続の先発となったのはDF森勇人(名古屋)、DFハーフナー・ニッキ(名古屋)、DF内田裕斗(G大阪)、MF喜田拓也(横浜FM)、MF秋野央樹(柏)、MF小林祐介(柏)の6人。GK吉丸絢梓(神戸)、DF木下高彰(磐田)、MF小川直毅(G大阪)、MF大山啓輔(大宮)、FW木村裕(柏)の5人がJ3初先発となった(大山は琉球戦に途中出場)。

 開幕戦は無得点に終わったU-22選抜だが、この日は序盤からチャンスをつくり、確実にゴールに結びつけた。前半16分、小林のパスから木村が右足で先制点。U-22選抜として初ゴールを決めると、同22分には秋野の右CKがDFに当たって流れてきたボールをハーフナーがヘディングで押し込んだ。

 2点ビハインドで前半を折り返した藤枝も後半5分、MF佐藤将也が左サイドからドリブルで仕掛け、ハーフナーと内田の間を通すグラウンダーのパス。これをDF奈良林寛紀がファーサイドに流し、FW久富賢が左足で押し込んだ。開幕戦で町田に0-3の零封負けを喫していた藤枝にとっても、これがJ3初ゴール。1-2と1点差に追い上げた。

 それでもU-22選抜は後半31分、小川の縦パスを大山がワンタッチで絶妙なスルーパスを通し、途中出場のMF小屋松知哉(名古屋)が右足で追加点。今年1月の全国高校選手権でも活躍した名古屋のルーキーが、U-22選抜の一員としてJ初ゴールを決めた。

 藤枝は後半40分にFW谷尾隆博のゴールで再び1点差に迫るが、U-22選抜は後半アディショナルタイムに大山からパスを受けた途中出場のFW田村亮介(京都)が左足でダメ押しゴール。4-2で制し、開幕2戦目で初勝利を飾った。


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