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スタンダールは首位でPOへ…リーグ最終戦は川島の好守もドロー

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[3.16 ベルギーリーグ第30節 ベフェレン1-1スタンダール・リエージュ]

 ベルギーリーグは16日、第30節を行い、日本代表GK川島永嗣の所属するスタンダール・リエージュは敵地でベフェレンと対戦し、1-1で引き分けた。スタンダールは珍しく攻め込まれる時間が多かったが、川島の好守もあり、失点を1に抑えて勝ち点1を獲得した。

 スタンダールは思うように攻め込めることができず、序盤は守勢を強いられた。前半4分、ベフェレンに右CKを与えると決定機を作られてしまうが、川島の好セーブで開始早々の失点は免れた。しかし、同38分にも右CKを与えると、逆サイドまで流れたボールをFWベセリノビッチにヘディングシュートを決められ、失点。川島も必死に右手を伸ばしたが、わずかに届かなかった。

 1点ビハインドで迎えた後半は、序盤から猛攻を仕掛けるが、ゴールが遠い。同8分、MFポール・ジョゼ・ムポクのスルーパスを受けたFWミッチー・バチュアイーが角度のないところから右足を振り抜いたが、GKに阻まれた。それでも同19分、左ショートコーナーを逆サイドまでつなぎ、DFローラン・シマンが狙いすました右足ミドルを決めて、1-1。試合を振り出しに戻したスタンダールだったが、その後の猛攻も逆転にはいたらず、リーグ最終戦を引き分けで終えた。

 リーグ戦を首位で終えたスタンダールは、勝ち点67の半分である34(奇数の場合は繰り上げ)を持って、「プレーオフ1」を戦う。プレーオフ1ではリーグ戦上位6チームが総当たり戦を行い、上位3チームに入ると、来季のEL予選3回戦(3位)、欧州CL予選3回戦(2位)、欧州CL本選(1位)の出場権がそれぞれ与えられる。なお、プレーオフ1は今月29日に開幕する。


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