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新潟が新10番・田中の今季初ゴールなどで3発快勝、徳島は公式戦4連敗

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[3.19 ナビスコ杯第1節 徳島1-3新潟 鳴門大塚]

 アルビレックス新潟はアウェーで徳島ヴォルティスに3-1で快勝し、ナビスコ杯初戦を白星で飾った。一方の徳島は初のナビスコ杯参戦となったが、リーグ戦を含めて開幕から公式戦4連敗を喫した。

 FW鈴木武蔵、DF川口尚紀、MF小泉慶が今季公式戦初先発を飾った新潟は前半16分、MF田中亜土夢の絶妙なスルーパスから鈴木が先制点。流通経済大柏高から今季入団した小泉はこれがプロデビュー戦で、同19分には果敢にミドルシュートも狙った。攻勢を強める新潟は同24分、FW岡本英也のシュートが鈴木の体をかすめてコースが変わり、ゴールネットを揺らした。

 前半を2-0で折り返した新潟は後半も試合の主導権を握る。後半21分、岡本のシュートはクロスバーを直撃したが、同28分にMF加藤大の右クロスを田中が右足ボレーでねじ込み、3-0。今季から10番を背負う田中の今季公式戦初ゴールでダメを押した。

 リーグ戦3連敗中の徳島はメンバーを大きく入れ替え、GK川浪吾郎、DF青山隼、DF木下淑晶、DF那須川将大、MF小島秀仁、MF宮崎光平、MF花井聖の7選手が今季公式戦初先発。中央大から入団2年目の木下はプロデビュー戦となった。浦和から期限付き移籍で加入した小島も移籍後初出場を果たし、阪南大から新加入のルーキーMF窪田良とダブルボランチを組んだが、序盤から新潟にペースを握られる苦しい展開だった。

 それでも0-3の後半41分、FWドウグラスがドリブルでPA内に切れ込んだところで後方からDF舞行龍ジェームズに倒され、PKを獲得。これを自らゴール右上に蹴り込んだ。J1昇格後公式戦4試合目にして待望の初ゴール。最後に一矢報いたが、1-3の完敗を喫した。

 3-1で快勝した新潟の柳下正明監督だが、試合後のテレビインタビューでは「ゼロで終わらないといけないし、もっと点を取らないといけなかった」と厳しい表情。「いろんな選手にチャンスを与えたが、チャンスをつかんだ選手とつかみ損ねた選手がいる」と指摘した。


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