[3.19 ACL第3節 広島2-1FCソウル Eスタ]

　広島の「金狼」がまた決めた。1-1で迎えた後半34分、MF高萩洋次郎とのワンツーで抜け出したDF塩谷司は、前に出たGKを確認すると、冷静に浮かせたシュートでかわす。ACLは2戦連発。すでにリーグ戦でも2得点を決めている塩谷は、早くも昨季の得点数に並んだ。

　得点シーンを振り返った背番号33は「スペースは前半からたくさんあった。いい形でボールが出てきたので、決めるだけだった」としてやったりの表情。好調の要因を問われると「金髪ですかね」とはにかんだ。

　最高のアピールを続ける塩谷には、日本代表入りを推す声も出てきている。「上手くいきすぎかなと思います」と謙虚に語った25歳だが、この活躍はアルベルト・ザッケローニ監督の耳にも必ず入っているはずだ。

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