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シュート1本の仙台戦から先発7人変更のG大阪、2-0勝利

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[3.19 ナビスコ杯グループA第1節 G大阪2-0神戸 万博]

 ナビスコ杯グループA第1節、今季ともにJ1へ復帰したガンバ大阪ヴィッセル神戸戦はG大阪が2-0で勝った。

 シュート数1-11で仙台とスコアレスドローに終わったJ1第3節(15日)からFWリンス、MF二川孝広ら先発7人を入れ替えたG大阪が後半の2発で勝利した。まずは2分、左スローインをPA手前で受けたリンスが、DF2人のマークを受けながらも強引に中央へ切れ込んで右足一閃。強烈な一撃をゴール右隅へ突き刺してリードを奪う。

「本当に、非常に嬉しいです。なかなかスタメンで出るチャンスがなかったので、こういうチャンスがあったら、決めてやろうと思っていたので。ホームでしたし、このサポーターが来ている中で決められたので、もっと決めて頑張りたい」。新加入FWのゴールで先制したG大阪はさらに8分、MF今野泰幸のインターセプトからショートカウンターを繰り出すと、最後はこぼれ球をFW佐藤晃大が右足コントロールショットで右隅にねじ込んで2-0へと突き放した。

 その後もDFラインの背後へ抜け出したリンスがGKをかわしてから決定的な左足シュート。これは神戸DF北本久仁衛のスーパークリアに阻まれ、またゴール左隅を捉えたMF阿部浩之の左足ミドルはGK山本海人の好守にあうなど追加点を奪うことができなかった。それでもこの日は相手の8本を上回るシュート11本。チャンスもつくり出した展開に長谷川健太監督は「攻撃が湿ったような感じだったので、きょうはたくさんチャンスをつくって複数点取れたことはつながると思います。これで気持ちを切り替えて(23日のJ1)広島戦に臨めると思います」

 一方、神戸は前半21分にMF森岡亮太の楔のパスをFW田代有三が落とし、MF松村亮が強烈な右足シュート。24分にも森岡の左足シュートがG大阪ゴールを襲った。いい形の攻撃を見せていたが、後半立ち上がりに失った2点を取り返すことができず。ナビスコ杯は黒星発進となった。


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