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クリスティアーノの個人技炸裂、甲府が若手主体の名古屋を下し今季初勝利

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[3.19 ナビスコ杯第1節 名古屋0-1甲府 瑞穂陸]

 瑞穂陸上競技場で行われた名古屋グランパスヴァンフォーレ甲府の一戦は、アウェーの甲府が、前半30分にFWクリスティアーノが挙げた1点を守り抜き、1-0で勝利した。

 ホームの名古屋は15日のリーグ柏戦から先発9人を変更。GK楢崎正剛、DF大武峻以外は今季初スタメン。ルーキーDF森勇人やMF矢田旭は名古屋デビュー、その他MF望月嶺臣やDF佐藤和樹らも先発で起用されるなど、若手中心のメンバー構成となった。
 対する甲府は15日のリーグ新潟戦から先発2人を変更。MF水野晃樹は今季初めてスターティングメンバーに名を連ねた。

 甲府FWクリスティアーノが若手主体の名古屋に力の差を見せつけた。前半30分、左サイドで名古屋の右SB森から強引にボールを奪ったクリスティアーノが、マイナスに切り込みながら中央に持ち込み右足を振り抜く。「ゴールに向かう姿勢が僕の特長。いい形で得点できた」。ボールはクロスバーを叩きながらも、勢いが勝り、そのままゴールイン。さすがの楢崎も一歩も動けなかった。

 このゴールを守り抜いた甲府は、ナビスコ杯とはいえ、今季初勝利を挙げた。クリスティアーノは「今日はいい形で勝利して今後に繋げたかった。今日の勝利は日曜日の試合に繋がると思う」。城福浩監督も「僕たちは日曜日のマリノス戦というのに非常に重きを置いている。そこに向かうためにも(今日のゲームでは)今日のメンバーがベストだと思っていましたし、拮抗した中で、新しい選手も経験を積むことができた。最低限のことは出来たかなと思います」とリーグ戦初勝利に向け気合を込めた。

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