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広がる波紋…浦和、全カテゴリーで横断幕禁止

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 浦和レッズは20日、ユース、ジュニアユース、ジュニアおよびレッズレディース、レディースユース、レディースジュニアユースの試合・練習試合においても横断幕などの掲出を禁止すると発表した。トップチームはJリーグから制裁を受けたことを受け、15日の広島戦からホーム・アウェーに関わらず、すべての横断幕、ゲートフラッグ、旗類、装飾幕等の掲出を禁止している。

 クラブは「ファン・サポーターのほとんどの方たちが純粋に浦和レッズを愛し、サポートしてくださっているのは間違いなく、その皆様の強い思いを表現するための手段を禁止することは、我々としましても大変心が痛く、申し訳ない気持ちです。

 しかし、『掲出禁止』は、差別的な行為の防止策のひとつであるだけでなく、誰もが楽しめるスタジアムづくりの第一歩となる取り組みと考えての措置となります。

 今、この時期は、Jリーグ開幕時の原点に戻り、安全で楽しいスタジアムを実現していくことが浦和レッズの最重要課題のひとつとなります。

 なお、浦和レッズを象徴するコレオグラフィーについても、禁止いたします。またタオルマフラーについては、差別的な表現のないもの、掲出禁止となっている表示物に準ずるものでなければ禁止ではありません」と説明。期間についても現時点では決めていないとしている。

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