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J最速ゴール?岩上の開始8秒弾などで松本が讃岐に5発大勝

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[3.22 J2第4節 讃岐0-5松本 丸亀]

 松本山雅FCはアウェーでカマタマーレ讃岐に5-0で大勝し、今季開幕から3勝1分と無敗を守った。J2初参戦の讃岐は大量5失点で開幕4連敗となった。

 電光石火のゴールで松本が先制した。讃岐はFW我那覇和樹のキックオフからMF山本翔平が最終ラインにバックパス。DF野口遼太が前線に大きく蹴り出そうとしたところにFW岩上祐三が猛然とプレッシャーをかけると、野口のキックはジャンプした岩上の体に当たってこぼれた。素早くボールを拾った岩上はドリブルで前進。PA手前から右足を振り抜き、ゴールネットを揺らした。

 手元の時計ではキックオフからわずか8秒。Jリーグ史上最速得点記録は06年4月22日に行われたJ1第9節・C大阪戦で広島FW佐藤寿人が決めたゴールで、これも試合開始8秒だった。Jリーグ史上最速かどうかは公式発表次第だが、J2では間違いなく史上最速ゴールとなりそうだ。

 岩上は前半10分にも左FKから我那覇のオウンゴールを誘い、追加点を演出。同41分にはDF田中隼磨の右クロスにフリーのFW塩沢勝吾がヘディングで合わせ、3-0と突き放した。

 前半で3点ビハインドを負った讃岐は後半立ち上がりこそ反撃を強めたが、後半22分に山本が2枚目の警告を受け、退場処分。数的不利に立たされ、万事休した。松本は後半25分、岩上の右FKにFW船山貴之が頭で合わせ、4-0。後半アディショナルタイムにも途中出場のFW北井佑季の右クロスから船山がダメ押しとなる右足ボレーを叩き込み、5-0のゴールラッシュを締めくくった。


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