beacon

ルーキー松田が名古屋救った!!神戸に逆転勝利、3連勝

このエントリーをはてなブックマークに追加

[3.23 J1第4節 名古屋2-1神戸 瑞穂陸]

 名古屋グランパスがホームでヴィッセル神戸に2-1で勝利した。1点の先行を許した名古屋だが、前半16分にMF磯村亮太のゴールで同点とすると、後半42分に途中出場のルーキーFW松田力が加入後初ゴールを突き刺し、逆転勝ちを飾った。名古屋はリーグ戦3連勝。2年ぶりにJ1を戦う神戸は、今季初黒星を喫した。

 名古屋にとってはまさかの展開が続いていた。前半8分にFWペドロ・ジュニオールに先制弾を許す苦しい展開。同16分にはMF磯村亮太が今季初シュートとなるミドルシュートでゴールネットを揺らしたが、後半3分に迎えたPKのチャンスではFWケネディのシュートが、GK山本海人にセーブされるなど、歯車がかみ合わない展開が続いた。

 しかし若手有望株が流れを一気に変える。後半36分にFW玉田圭司と交代でピッチに送り込まれたルーキーFW松田力が42分、MF小川佳純のスルーパスで抜け出すと、付いていたDF岩波拓也を切り返してかわしてシュート。「利き足ではなかったんですけど…」と苦笑いで振り返った左足でボールを浮かせて、ゴールネットを揺らした。

 若手への切り替えを図る今季の名古屋には、昨季までなかった若手の底上げが感じられる。特別指定選手で先発出場を続けるDF大武峻や2年目DFの本多勇喜らを筆頭に西野朗監督も積極的に起用。チャンスをものにしようと、目をギラギラさせている。「きょう勝って、波に乗りたかった。優勝目指して頑張りたい」。若手選手の活躍で勝利を重ねる。チーム強化にこれ以上の良薬はない。


▼関連リンク
[J1]第4節スコア速報

TOP