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本田のゴールはまたもお預け…ミランは本田交代後に追いつかれる

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[3.23 セリエA第29節 ラツィオ1-1ミラン]

 セリエAは23日、第29節を行った。日本代表MF本田圭佑の所属するミランは、敵地でラツィオと対戦し、1-1で引き分けた。公式戦の連敗は4で止まったが、勝ち切れないゲームは続く。

 リーグ戦2試合ぶりのスタメン出場を果たした本田は、4-2-3-1の2列目、本田、アンドレア・ポーリ、カカと並んだ右MFでプレー。前半27分にはチーム1stシュートとなるミドルシュート、同38分には浮かせたシュートでコースを狙う。いずれも枠を捕えることはなかったが、積極的に仕掛けていった。

 最初の決定機を迎えたのラツィオだった。前半41分、左サイドからDFシュテファン・ラドゥがクロスを上げると、MFディエゴ・ノバレッティが頭で押し込む。しかしこれはわずかにオフサイドを取られ、先制点とはならなかった。

 すると直後にミランに先制点が生まれる。左サイドでボールを受けたカカが仕掛けてクロスを上げると、カットに入ったDFアブドゥレイ・コンコに当たってコースが変わる。これが見事にGKエトリト・ベリシャのニアサイドを抜き、先制点となった。記録はオウンゴール。

 リードを奪ったミランは、後半9分に本田に代えてFWマリオ・バロテッリを投入。積極的な交代策で、追加点を奪いに行った。

 だが次の得点はラツィオに生まれた。後半16分、ワンタッチパスで崩しにかかったラツィオは、右サイドからFWアントニオ・カンドレーバがクロスを上げる。飛び込んだFWブライアン・ペレアが頭に当てると、最後はMFアルバロ・ゴンサレスが流し込む。流れるような攻撃でラツィオが同点に追いついた。

 振り出しに戻されたミランは、後半37分にバロテッリが右サイドから強烈シュートでゴールに迫るが、左ポストに跳ね返される。結局最後まで勝ち越しゴールは奪えず、1-1のドローで幕を閉じた。

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