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独紙評価:前半のみの清武に最低点も

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残留争いのライバル相手に痛い黒星

 23日に行われたブンデスリーガ第26節のニュルンベルク対フランクフルトは、ホームのニュルンベルクが2-5で大敗を喫する結果に終わった。MF清武弘嗣は前半のみの出場になり、フランクフルトMF乾貴士は出番がなかったため、セレッソ大阪元チームメート同士の対決は実現しなかった。

 降格ラインとの差を広げたい両者の対決となったこの一戦。ニュルンベルクはCBを務めたMFオンドレイ・ぺトラクがフランクフルトFWホセルとの接触で脳震とうと鼻骨骨折を負い、20分に交代を強いられたが、代わりの選手を投入する前に失点してしまった。

 後半には攻撃的な姿勢を見せたニュルンベルクだが、後半開始早々にフランクフルトに立て続けの2ゴールを奪われ、一気に突き放された。その後、1点差まで追い上げる反撃を演じるが、DFハビエル・ピノラの一発退場(80分)が響き、終盤にはフランクフルトにさらに2ゴールを重ねられてしまった。

 清武は目立ったプレーがないまま前半のみで交代。ドイツ『ビルト』では日本代表MFに最低点の6がつけられている。なお、チーム平均点が4.21の同紙はGKラファエル・シェーファー、ぺトラク、ブンデスリーガ初ゴールを記録したMFホセ・カンパーニャに3と及第点を与えた。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

 『キッカー』(チーム平均点4.5)も、清武のプレーに5.5と厳しい採点をつけている。チームの最高タイはカンパーニャとFWヨシプ・ドルミッチの3で、単独ワーストは6と酷評されたDFエマヌエル・ポガテツだった。

 4連敗となったニュルンベルクは17位に転落。次節は15位シュトゥットガルトをホームに迎える。一方のフランクフルトは勝ち点29で12位に浮上し、次節はホームでボルシア・メンヒェングラッドバッハと対戦する。


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