来年1月にオーストラリアで開催されるアジア杯2015の抽選会が26日に行われ、日本はD組でヨルダン、イラク、AFCチャレンジ杯2014勝者と対戦することが決定した。

　16か国で争われるアジア杯だが、まだ出場が決まっていない枠が1枠残っている。日本と同組となったAFCチャレンジ杯2014の勝者だ。

　AFCチャレンジ杯はAFC加盟国の中でFIFAランキングの下位のチームによる大会で、2006年に第1回大会が開催された。以後、2年毎に開催されており、08年大会からはアジア杯予選の性質も兼ねており、2012年および2014年大会の優勝チームにはアジア杯2015への出場権が与えられる。12年大会の優勝チームである北朝鮮はこれで出場権を獲得している。

　チャレンジ杯2014は、5月19日からモルディブで行われ、開催国と予選を勝ち抜いた7チームの合計8チームが参加。2グループに分かれて、総当たり戦を行い上位2チームが決勝トーナメントへ進出。4チームによるトーナメント戦で優勝チームを決める。

　日本と対戦する可能性のあるチャレンジ杯2014出場チームは以下の通り。()内は3月発表のFIFAランキング。

▽グループA
モルディブ(157)
パレスチナ(167)
キルギス(146)
ミャンマー(173)

▽グループB
トルクメニスタン(142)
フィリピン(130)
アフガニスタン(127)
ラオス(172)