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仙台の未勝利続く…開幕戦以来のゴールも甲府とドロー

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[3.29 J1第5節 仙台1-1甲府 ユアスタ]

 ベガルタ仙台はホームでヴァンフォーレ甲府と1-1で引き分けた。これで開幕から2分3敗。今季から就任したグラハム・アーノルド監督の下、いまだ勝利のない苦しい状況が続いている。

 ナビスコ杯を含め、ここまで今季公式戦1分4敗。公式戦4試合連続ノーゴールと得点力不足に苦しんでいる仙台は4-2-3-1から昨季までの4-4-2にシステムを変更し、故障から先発復帰のFWウイルソンと今季初出場初先発となるFW柳沢敦が2トップを組んだ。

 先制したのは仙台だった。前半37分、MF梁勇基の左CKにMF角田誠が頭で合わせ、先制点。新潟との開幕戦(1-2)に先発して以降、故障のため戦列を離れていた角田の今季初ゴールが、チームにとっても開幕戦以来となる得点だった。

 一方、前節の横浜FM戦に1-0で競り勝つなど公式戦4試合負けなしの甲府は1点ビハインドの後半10分、FW河本明人とFW石原克哉を下げ、FWジウシーニョとFW盛田剛平を投入。負傷離脱していたジウシーニョは開幕戦以来の復帰で、横浜FM戦を腰痛で欠場した盛田も2試合ぶりの復帰となった。

 この選手交代が功を奏し、徐々に流れを引き寄せた甲府は後半32分、MF福田健介の右FKにDF青山直晃がヘディングで合わせると、DFに当たったこぼれ球を再び青山が右足で押し込み、1-1の同点に追いついた。後半37分にはFWクリスティアーノの右足ミドルがクロスバーを直撃。勝ち越しゴールとはならなかったが、後半はシュート数でも6本対1本と試合を優勢に運び、敵地で勝ち点1を手にした。


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