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2点のリードを守りきれずドロー…柏は6年間聖地で大宮に勝ちなし

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[3.29 J1第5節 柏2-2大宮 柏]

 29日に日立柏サッカー場で行われたJ1第5節、柏レイソル大宮アルディージャによる一戦は、柏がDF橋本和の2戦連続弾で先制し、後半にもFW工藤壮人が追加点。しかし、大宮は終盤の反撃でDF高橋祥平が2ゴールで同点。互いに勝ち点1を分け合った。

 ホームの柏はDF渡部博文がリーグ戦初先発。工藤を1トップに、FWレアンドロとMFレアンドロ・ドミンゲスの“Wレアンドロ”を2列目に配した3-4-2-1でスタート。対する大宮は4-0で大勝した前節・仙台戦と同じスタメンで臨んだ。
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 公式戦2連勝の柏と、リーグ戦2連勝の大宮。昇り調子の両チームだが、静かな立ち上がりとなる。シュートが生まれないまま時計の針は15分を回るが、“Wレアンドロ”にボールがおさまり始めた柏が攻勢に出る。両WBのMF高山薫と橋本が大宮のサイド深くに侵入し、チャンスをつくる。前半21分、工藤のスルーパスに抜け出した高山が、切り返しから大宮DFをかわすと、中央にラストパス。グランダーのボールはGK北野貴之を越えてフリーのレアンドロの足元まで通るが、シュートをふかしてしまい決定機をものにできなかった。

 なおも柏の攻撃は続く。同27分、セットプレーのクリアボールに反応した高山が中央にクロス。これを橋本が左足で合わせて柏が先制に成功する。ゴール後には26日に誕生した第1子を祝い、チームメイトとともに“ゆりかごパフォーマンス”を見せた。

 先制した柏は追加点を狙いなおも攻めてドミンゲスがゴールを狙うが、シュートは精度を欠いて枠を捉えることができなかった。

 大宮は2トップのFWズラタンとFWラドンチッチにボールがおさまらず、ボランチのMF金澤慎が飛び出して前線に人数をかけたが、フィニッシュまでたどりつけず、シュートを0におさえられて前半を折り返した。

 後半立ち上がり7分、スコアを動かしたのは、またしても柏だった。自陣からカウンターを仕掛け、ドミンゲスのスルーパスを高山がスライディングで折り返して最後は工藤。エースの開幕戦以来となる今季2点目で2-0とした。

 攻撃の組み立てのところでイージーなボールロスとが続く大宮は、反撃の糸口としてラドンチッチと金澤を下げてMFチョ・ヨンチョルとMFカルリーニョスを投入。2戦3発と好調のMF家長昭博をよりゴールに近いポジションに置き、ボランチのMF片岡洋介をCBに下げ、高橋のポジションをボランチのに上げた。さらに3枚目の交代カードを切る大宮は、カルリーニョスを下げて長身のFW長谷川悠も入れて反撃を開始する。

 まずは後半38分に混戦から高橋。その2分後にも家長のクロスから高橋が立て続けに得点を挙げ、2-2の同点に。アディショナルタイムも互いに攻勢に出るがゴールは遠く、同点のまま試合は終了。柏は勝ち点3を失ったが、聖地・日立柏サッカー場での大宮戦での連敗を3でストップした。2戦8得点と攻撃陣が好調の大宮は、終盤に2点のビハインドを追いつく粘り強さを見せて勝ち点1を持ち帰った。

(取材・文 奥山典幸)

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