[3.29 ミズノカップU-18IN香川予選リーグ第3戦 興國高0-1初芝橋本高 瀬戸大橋記念公園球技場4]

　29日、ミズノカップU-18 IN 香川(うどん県)2014は予選リーグ2日目を行い、Cパート1位をかけた興國高(大阪)対初芝橋本高(和歌山)戦は後半32分にFW柳原慶斗(新3年)の決勝ゴールによって初芝橋本が1-0で勝利。逆転での首位突破を決めた。

　この日午前に開催された予選リーグ第2戦を興國はFW川上翔梧(新3年)とFW中野勝太(新2年)のゴールによって鳴門高を2-1で下し、一方の初芝橋本も新2年生MF山本遼人(新1年)の決勝点によって日章学園高を1-0で破っていた。

　ともに2戦2勝で迎えた首位決戦。2試合連続70分間で勝利をおさめて勝ち点差で首位の興國は、MF新名春樹(新3年)のアイディアあるパスなどから右サイドを再三抜け出す中野が決定機を生み出し、初芝橋本は柳原やFW川中健太(新1年)のシュートがゴールを襲う。ともにポゼッションから相手の背後へボールを配球して勝利につながる1点を狙い合った。

　迎えた後半32分、PK戦決着では規定によってDパート2位が確定してしまう初芝橋本が劇的な決勝点を奪う。初芝橋本は左サイドのスペースを突くと、粘ってから上げられたクロスボールを柳原が押し込んで待望の先制点。興國の猛攻をGK立川小太郎、CB永見皓平(ともに新3年)中心に凌いで1-0で勝利し、Cパート1位と準決勝進出を決めた。

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