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雨中の一戦はスコアレスドローで終了。山形と水戸は互いに今季初の無失点試合

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[3.30 J2第5節 山形0-0水戸 NDスタ]

 J2は30日、第5節を各地で行い、モンテディオ山形水戸ホーリーホックと対戦した。降り続く雨により、ピッチに水が浮いた状況で、両チームとも思うようなサッカーが展開できない。それでも、ホームの山形は8本のシュートを放ったが、得点を挙げられずに0-0で試合終了。両チームにとって今季、初の完封試合となった。

 グラウンダーのパスが、すぐに止まるピッチコンディションで、両チームは縦にボールを蹴り続けることなった。その中で、より敵陣で試合を進めたのは山形だった。前半7分、左サイドからのクロスにMFディエゴがヘッドで合わせるが、GK本間幸司の正面へ飛ぶ。同37分にはMF宮阪政樹がミドルシュートでゴールを狙ったが、これも本田にキャッチされた。41分にも山形は、CKを得るとDF當間建文がヘッドでゴールを狙ったが、これもGK本間にキャッチされている。

 後半も立ち上がりから山形が押し込む。何度かPA内までボールを運ぶが、フィニッシュの場面で水戸の選手たちも体を張って得点を許さない。後半34分には水戸もPA内のFW鈴木隆行にボールをつないだが、DFにスライディングされてシュートに持ち込むことはできなかった。このまま得点は生まれずに、0-0で試合は終了。山形は連敗を阻止し、水戸は連敗を2でストップして、勝ち点1ずつを分け合った。

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