beacon

アジア選手権連覇を目指すフットサル日本代表がスペインで始動

このエントリーをはてなブックマークに追加

 スペイン遠征中のフットサル日本代表は、3月28日から本格的にトレーニングを開始した。その様子をJFA公式HPが伝えている。28日の午前中には移動の疲労や時差の解消のために軽く体を動かし、午後からはボールを使った本格的なトレーニングを開始した。翌29日も午前と午後にトレーニングを行い、セットプレー、ボールポゼッション、そして守備の確認をした。

 日本代表は、4月11日までのスペイン遠征でスペインの6クラブと練習試合を行う。その後、4月16日から26日まで名古屋でトレーニングキャンプを行い、4月30日に開幕するAFCフットサル選手権ベトナム2014に臨む。

以下JFA発表の28日、29日練習後の選手コメント

●FP稲葉洸太郎(バルドラール浦安)
「今日はスペインに着いて初めての練習でした。日本からの長旅の疲れや時差ボケもありますが、みんな集中してやれたと思います。日本の代表として、これからAFC選手権連覇に向けて練習と試合を重ね、このメンバーがひとつのチームとしてまとまって戦える集団になっていくよう努力していきます。個人的には、年齢も上の方になってきたので、普段はチームの全体の雰囲気も気にしながら、プレーでは全力で頑張ってひとつずつ成長していきたいと思います。一緒に戦いましょう!」

●FP皆本晃(府中アスレティックFC)
「今日からAFC選手権に向けての第一歩を踏み出しました。誰が出ようと相手から見れば日本代表はアジアのチャンピオンチームです。その責任をしっかり果たせるようにスペイン遠征からいい準備をしていきたいと思います。個人的にはチャンピオンを守る責任もそうですし、ゴールを守るという大きな責任もあります。ひとりでは難しいこともあるので、仲間と連動して守れるようにしっかりコミュニケーションをとって準備していきたいと思います。まずはAFC選手権への準備ももちろんありますが、スペインのクラブとの試合は日本人としてのプライドをかけて勝利にこだわってプレーしたいと思います」

●FP中村友亮(バサジィ大分)
「スペイン遠征1日目の練習が終わりました。今回日本代表に初めて選ばれたので、これが日本代表選手としても初めての練習でした。日本のトップレベルの選手たちと練習ができて、とてもいい刺激をもらっています。AFC選手権連覇に向けて充実した遠征になるよう頑張ります」

●FP森岡薫(名古屋オーシャンズ)
「今日、AFC選手権のタイトル防衛に向けた代表活動が始動し、最初の練習をしてきました。緊張感もあって良い雰囲気の中での練習でした。個人としてはまだまだ体が本調子ではないので、最高の状態にもっていけるよう一回一回の練習を頑張ります。そして、僕は日本代表として初めてのAFC選手権なのでかなり気合が入っています。日の丸を背負って、今まで支えてくれた方々への感謝の気持ちを忘れずに少しでも連覇に貢献出来るように頑張ります。現地でたくさんのサポーターに会える事を楽しみにしています。一緒に戦いましょう!」

●GK川原久光(名古屋オーシャンズ)
「スペイン遠征2日目ですが、すでに筋肉痛がすごいです。AFC選手権に向けて新しいチームになり、これからどのようなチームが出来るかとても楽しみです。僕も若い選手に負けないよう頑張ります。とにかく早く試合がしたいです!」

●FP佐藤亮(ウマコン・サラゴサ)
「今回のスペイン遠征では、現地でチームに合流してこれまで3回のトレーニングを終えました。個人的にはスペインリーグの予定に合わせてクラブと代表の出入りが多くなりますが、限られた時間の中でチームメイトとのコミュニケーションを大切にして、充実した遠征にしたいと思います。週明けからはスペインリーグのクラブとの試合が続きます。代表チームとして結果にこだわり、チーム一丸となって戦います」

●FP滝田学(ペスカドーラ町田)
「(Fリーグの)シーズン中に集まる期間が少なかったこともあり、正直に言うと選手の間で意識のズレも存在します。もう一度代表としてのコンセプトを共有して良いグループを作っていきたいです。どの選手も個のレベルが高くて毎回のトレーニングも激しいものになり、早くも疲労も溜まってきていますが、質の高いコミュニケーションをとって全員でこのスペイン遠征を実り多きものにしたいと思っています。時差ぼけも多少ありましたが、コンディションも上がってきているので、気合いを入れて頑張ります!」

●FP星翔太(バルドラール浦安)
「スペインでトレーニングを開始して2日目を迎え、まだ朝早く起きてしまうことはありますが、徐々に時差ぼけも抜けてきています。監督からAFC選手権に向けて話があり、チームとしても気持ちを新たにいい時間を過ごしています。トレーニングも昨日に比べ強度が上がっています。その中で新しいグループということもあり、メンバー同士でそれぞれの特徴を理解し、連携を高めるという作業が進んでいます。新しいグループの大きな可能性を残りの日々でより大きなものにしていけるように一人一人が自覚持って日々を過ごしていきたいと思います」

TOP