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DF山下の代表候補選出に刺激を受けるF東京DF森重「競争にしっかり勝てるように」

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 日本サッカー協会は3日、今月7日から9日に千葉県内で行う日本代表候補合宿の招集メンバーを発表した。今回のメンバーは、国内の若手選手が中心となって構成されており、3月5日のニュージーランド戦(4-2)に出場したメンバーのうち、海外組11名のほか、GK西川周作 (浦和)、DF今野泰幸 、MF遠藤保仁(ともにG大阪)、MF山口蛍、FW柿谷曜一朗(ともにC大阪)ら、国内組の常連8選手も招集外となった。

 そのうちの一人となったDF森重真人は、アルベルト・ザッケローニ監督の「計算のできる選手や必要な情報をすでに持ち合わせている選手たちに関しては今回の招集を見送っている」とのコメントを聞くと、「そう言ってくれているのであれば嬉しいです。でも、これで(W杯のメンバーに選出されることが)決まったわけではない。今回の合宿に参加するメンバーは、自分にとってライバルとなる選手がたくさんいますし、自分はチームに残ってやるべきことをしっかりやっていきたい」と、気を引き締めた。

 森重と同じCBでは、DF山下達也(C大阪)、DF塩谷司(広島)、DF昌子源(鹿島)らが初めて選出された。昨シーズン、C大阪でレギュラーに定着し、代表入りを求める声が高まっていた山下の代表入りについて聞かれた森重は「同い年ですよね? 昔から知っていましたし、昨年くらいから力を付けてきているなと思っていました。自分もそういうライバルを意識することで強くなってきたので、そういう競争にしっかり勝てるように、もう一回、気を引き締めて、残り時間は少ないですがやっていければと思います」と、新たなライバルの出現に、刺激を受けた様子だった。

(取材・文 河合拓)

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