[関西1部]関西学院大FW呉屋5発、桃山学院大FW岡4発、計11ゴール生まれた打ち合いは関学が制す:前期第6節
第92回関西学生サッカーリーグ1部
第92回関西学生サッカーリーグ1部は6日に前期第6節を行った。
開幕5連勝で首位の阪南大は京都産業大に3-1で勝った。阪南大は前半38分、1年生MF重廣卓也(広島皆実高)からのラストパスを受けた1年生MF脇坂泰斗(川崎F U-18)が先制ゴール。阪南大は後半9分にも得点ランキング首位の全日本大学選抜FW河田篤秀(4年=阪南大高)のゴールで加点すると、30分にはFW金村賢志郎(3年=愛媛ユース)が3点目。京産大の反撃は試合終了間際にMF木匠貴大(3年=初芝橋本高)が挙げた1点にとどまった。
2位・関西学院大と桃山学院大との一戦は計11ゴールの打ち合いの末、関学が7-4で勝った。関学は昨年得点王の全日本大学選抜FW呉屋大翔(3年=阪南大高)がひとりで5ゴールを挙げる大暴れ。またFW出岡大輝(2年=G大阪ユース)も2得点を挙げて勝利に貢献した。一方、桃山大もFW岡佳樹(2年=東山高)がひとりで4得点をたたき出す活躍を見せたが、勝ち点3を加えることはできなかった。
立命館大と対戦したびわこ成蹊スポーツ大は後半16分、FW久保賢悟(3年=G大阪ユース)のゴールで先制。さらに38分にはMF曽根田穣(2年=愛媛ユース)が2点目をたたき出す。立命大も試合終了間際にFW勘原啓伸(4年=立命館宇治高)が1点を返したが、逃げ切ったびわこ大が2-1で勝ち、5連勝とした。
13年全日本大学選手権優勝の大阪体育大と大阪学院大との一戦は、前半28と35分にいずれもMF安田圭佑(3年=京都両洋高)のアシストからFW大城信博(4年=奈良育英高)が決めて大体大が2点を先取。後半にも左CKからDF坂本修佑(4年=初芝橋本高)が頭で加点した大体大が、大院大の反撃をFW瀧谷亮(3年=相洋高)の1点に抑えて3-1で勝った。
関西大と大阪教育大との一戦は関大12本、大教大7本のシュートを放ったが互いに1点を奪うことができずスコアレスドロー。大阪産業大対同志社大戦はMF高橋俊樹(2年=福知山成美高)の2ゴールでリードを奪った大産大が、同大の反撃をMF俵石直哉(3年=大阪桐蔭高)の1点に封じて2-1で勝った。
【前期第6節】(5月6日)
[山城総合運動公園太陽が丘陸上競技場]
大阪産業大 2-1 同志社大
[大]高橋俊樹2(19分=補・梁真士&森脇大介、84分)
[同]俵石直哉(90分+2=補・岡村悠矢)
阪南大 3-1 京都産業大
[阪]脇坂泰斗(38分=補・重廣卓也)、河田篤秀(54分=補・脇坂泰斗&重廣卓也)、金村賢志郎(75分=補・重廣卓也)
[京]木匠貴大(88分=補・守安陸)
[三木総合防災公園陸上競技場]
関西大 0-0 大阪教育大
関西学院大 7-4 桃山学院大
[関]呉屋大翔5(8、48分=補・小幡元輝、56、60分=補・小幡元輝、79分=補・小幡元輝)、出岡大輝2(39分=補・泉宗太郎、46分=補・泉宗太郎)
[桃]岡佳樹4(28、34分=補・伊藤圭斗、74分=補・草野昂希、80分=補・伊藤圭斗)
[皇子山総合運動公園陸上競技場]
びわこ成蹊スポーツ大 2-1 立命館大
[び]久保賢悟(61分)、曽根田穣(83分=補・嘉茂良悟)
[立]勘原啓伸(90分=補・吉田友哉)
大阪体育大 3-1 大阪学院大
[体]大城信博(28分=補・安田圭佑、35分=補・安田圭佑)、坂本修佑(53分=補・池上丈二)
[学]瀧谷亮(65分=補・久川大地)
※日程は3月連盟発表。変更の可能性あり
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