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2戦連発のF東京MF河野「狙いどおりではなかった」

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[4.6 J1第6節 F東京2-1鳥栖 味スタ]

 168センチの小兵がボールに触れるたびにFC東京の攻撃にはリズムがもたらされる。MF河野広貴は出場機会の限られた過去2シーズンのうっぷんを晴らすかのように、トップ下の位置で躍動している。

 試合の均衡を破ったのが河野の左足だった。後半5分、左サイドのMF東慶悟からグラウンダーのクロスが送られるとニアサイドに走り込んだ河野はスルーを選択して、後方のFW平山相太へとボールを託す。すると平山もスルーして、ファーサイドでフリーとなっているFWエドゥーへとボールが届いた。

「エドゥーまでは見えていませんでしたが、相太くんが見えていたのでスルーしました。僕の狙いどおりではなかったけど、エドゥーが決めてくれると思ったのでスルーした後は突っ立ってしまいました」。チームメイトのゴールを信じたが、エドゥーのシュートはGK林彰洋に当たりポストに弾かれてしまう。

 そのボールが再び河野の足下へと転がってきた。シュートは一度DFに防がれたものの、こぼれ球を豪快に蹴り込んで貴重な先制点を奪った。「最初のシュートで入ったと思ったけど、ちゃんと詰めていました。決められて良かったです」と自身の2戦連続弾に笑顔を見せたが、「2試合連続ゴールよりも、チームが勝ったことがうれしい」とチームの勝利が何よりも大事だと強調した。

 自身は好調を維持しているが、ポジションは安泰ではないと考えている。「たとえゴールを取っても次の試合もスタメンとは限りません。メンバーが固定されていないから、試合に出れないメンバーも練習から必死にやるし、試合に出ていたメンバーも普通に代えられると思っているから同じように必死にやっている。一試合一試合すべてを出し切る感じだし、チームメイトもみんな調子が良いので、それは良いことだと思っています」と語ったように、激しいポジション争いがチーム力アップにつながると信じている。

(取材・文 折戸岳彦)

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