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[CL]クロップ:「ミラクルを期待する資格はないが…」

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全力でホームでのマドリー戦へ

 ボルシア・ドルトムントは8日、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝セカンドレグでレアル・マドリーと対戦する。ユルゲン・クロップ監督は、逆転突破が難しいことを認めつつ、全力で戦わなければいけないと話している。

 敵地でのファーストレグで0-3と手痛い黒星を喫し、ベスト8敗退の危機にあるドルトムント。クロップ監督は前日会見で、次のように話している。

「ファーストレグの結果で、明日の試合へのアプローチがシンプルになってしまったね。すべての試合と同じように、持てるすべてを出し切り、勝利を狙うことが第一だ。最初の5分で先制するのが重要とよく言われるが、それは理解できない。その後の85分間で何もうまくいかなかったら、先制点なんて無意味になってしまうからね」

「我々にミラクルを期待する資格はないが、明日の試合ではすべてを出し切り、情熱に満ちたプレーをファンに見せることは約束できる。その上で、試合中にどうにか逆転できる自信を持つことができたとしたら、そのときはもちろんその自信を捨てたりはしないよ」

 ドルトムントは週末のブンデスリーガ第30節でバイエルン・ミュンヘンと、15日にはDFBポカール準決勝でボルフスブルクと対戦する。だが、クロップ監督はそれらの試合を見据えてマドリー戦を「捨てる」考えには賛成していない。

「多くの人は、セカンドレグでそれほど真剣に戦わなくてもいいと言っている。バイエルン戦やボルフスブルク戦の方が大事という声もあるし、マドリー相手に敗退しても仕方ないともね。だが問題は、本気でマドリー戦に挑まなかった場合、3失点以上の結果になり得るということだ。正直、それは好まない」

 ファーストレグで出場停止だったFWロベルト・レバンドフスキは、先発に復帰する予定だ。

「メンバーは多少入れ替わる。レワンドフスキは出場できるが、セバスティアン・ケールが出場停止となった。ヌリ・シャヒンは万全ではないので、様子を見なければいけない」

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