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本田、セリエ初得点で「日本の王子が全員を幸せに」?

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背番号10が両CEOを満足させるとの見解

 ミランMF本田圭佑は7日、セリエA第32節ジェノア戦でフル出場し、セリエA初ゴールを記録した。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、本田が2人のCEOを喜ばせると報じている。

 12試合目にして待望のセリエA初ゴールを挙げ、2-1の勝利に貢献した本田。『ガゼッタ』は「これで日本の王子が全員を幸せにする」との見出しで本田を取り上げた。商業面とスポーツ面の双方から、本田がクラブの上層部を喜ばせるという記事だ。

『ガゼッタ』は記事の中で、「本田にはチームメートの誰も誇ることができない特殊性がある。2人のCEOを幸せにすることができるチーム唯一の選手なのだ」と報道。バルバラ・ベルルスコーニとアドリアーノ・ガッリアーニの両CEOを、ビジネスの面でも結果の面でも満足させると伝えている。

 先日の『ガゼッタ』のインタビューで、クラレンス・セードルフ監督の戦術に適応すると話していた本田について、今回の記事では「センチ単位の正確性を誇る足はなく、(ナイジェル・)デ・ヨングのようにファイトすることはない。だが、練習でも試合でも非常にプロフェッショナル」だと賛辞を送った。

 また、得点を挙げたのが、日本人で初めてセリエAでプレーしたFW三浦和良がかつて所属したジェノアの本拠地ルイジ・フェラリスだったことも紹介し、「運命の印」と伝えている。

 なお、初ゴールを挙げてもコメントを残さなかった本田について、『ガゼッタ』は「話そうとすることが非常に少ない」とも伝えており、「先日のインタビューの際に『これで次(のインタビュー)まではかなりあるでしょう』と言っていた」と明かしている。


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