カリアリ戦での行為に3試合の停止処分

　ユベントスとのスクデット争いを諦めていないローマに、手痛い処分が科された。FWマッティア・デストロに4試合の出場停止が命じられたのである。

　デストロは6日に行われたカリアリ戦で、DFダビデ・アストーリの顔面を叩いたのではないかと騒がれていた。イタリアサッカー連盟は、映像を用いた判定の結果、暴力行為で3試合の出場停止を科すと決定。デストロは累積警告による出場停止もあるため、合計4試合に出られないこととなった。

　処分が確定となれば、デストロは次節アタランタ戦をはじめ、フィオレンティーナ、ミラン、カターニアとの試合に出場できない。ここ6試合で7ゴールと絶好調だっただけに、デストロを失うのはローマにとって大きな痛手となる。

　イタリアメディアによると、ローマは異議を申し立てる意向。首位ユヴェントスを勝ち点8差で追い、終盤戦で王者に重圧をかけたいチームは、処分軽減を望んでいるだろう。

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