ヨーロッパリーグ(EL)は10日、準々決勝第2戦を各地で行った。

　第1戦を0-3で落としていたバレンシア(スペイン)はホームでバーゼル(スイス)と対戦。前半だけで2点を返すと、後半25分にはFWパコ・アルカセルがこの日2点目を決めて、ついに2戦合計スコアをタイに戻す。延長に突入した後半9分にはパコ・アルカセルが勝ち越しゴールを奪い、ハットトリックを完成させると、同13分にはMFフアン・ベルナトがダメ押し点を決めて、歴史的な大逆転を飾った。バーゼルは延長に入り、2人の退場者を出すなど、守備が崩壊した。

　イタリア勢として7年ぶりの4強を目指すユベントスはホームでリヨン(フランス)と対戦。前半4分にMFアンドレア・ピルロのFK弾で幸先よく先制すると、同18分に同点に追いつかれたが、後半23分にオウンゴールで勝ち越し、2連勝で4強入りを決めた。

　第1戦を0-1で落としていたセビージャ(スペイン)もホームでポルト(ポルトガル)を4-1で下し、逆転で準決勝進出。昨季準Vのベンフィカ(ポルトガル)はAZ(オランダ)を2-0で下し、2連勝で4強入りを決めた。

　組み合わせ抽選会は日本時間11日19時よりスイス・ニヨンにあるUEFA本部で行われる。

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