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長沢の連発止まるもノヴァコ&大前のゴールで清水がホーム初勝利

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[4.12 J1第7節 清水2-0大宮 アイスタ]

 清水エスパルスがホームで大宮アルディージャに2-0で快勝し、リーグ戦では今季ホーム初勝利となった。今季初のリーグ2連勝で、ナビスコ杯を含めると公式戦3試合連続の無失点で3連勝と勢いに乗ってきた。

 前節の神戸戦に0-3で完敗した大宮は、負傷離脱したGK北野貴之を含め先発4人を変更。MF増田誓志とMF横山知伸のダブルボランチがそろって移籍後初先発となり、FW長谷川悠も今季初先発でFWズラタンと2トップを組んだ。

 しかし、試合を優位に進めたのはホームの清水。前半33分、左クロスに公式戦5戦連発中のFW長沢駿が飛び込むが、ヘディングシュートはミートできない。前半アディショナルタイムにはDFカルフィン・ヨン・ア・ピンの左クロスがファーサイドまで流れ、FW大前元紀がもう一度クロスを上げてFWノヴァコヴィッチが頭で合わせたが、ポストを直撃した。

 惜しくもゴールとはならなかったが、0-0で折り返した後半3分、右サイドのスペースに抜け出した大前がゴール前に折り返し、ニアで長沢がつぶれたこぼれ球をノヴァコヴィッチが右足で押し込み、先制点を奪った。清水にとっては、公式戦5試合ぶりに長沢以外の選手が決めたゴールとなった。

 後半アディショナルタイムには途中出場のFW村田和哉の右クロスから大前が右足でゴールに蹴り込み、試合を決定づけるダメ押しゴール。2-0の完封勝利を飾った。

 大宮は2試合連続の無得点で2連敗。ナビスコ杯を含めると公式戦3連敗で4試合勝ちなし(1分3敗)となり、その4試合で9失点と、守備の改善が急務となっている。


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