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鳥栖FW豊田が“有言実行”の3戦連発弾で今季6点目

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[4.12 J1第7節 鳥栖2-0甲府 ベアスタ]

 サガン鳥栖はFW豊田陽平の3試合連続ゴールなどでヴァンフォーレ甲府に2-0で快勝した。試合前日の11日が29歳の誕生日だった豊田。1日遅れのバースデーゴールとなる今季6得点目を記録し、得点ランキングでも単独トップに立った。

「めずらしいゴールだと思います」。豊田は試合後のインタビューで苦笑いを浮かべた。1-0で折り返した後半のキックオフ直後だった。DF安田理大のロングフィードに豊田がDF山本英臣と競り合いながらヘディングでそらすと、DF青山直晃が頭で跳ね返したセカンドボールに豊田が自ら反応。PA外から右足ダイレクトで振り抜き、ゴール左隅にねじ込んだ。

 7~9日には日本代表候補合宿に参加したが、合宿最終日に行われた流通経済大との練習試合では無得点に終わった。それでも「感覚的には引き続き、いいものがある。次のJリーグで取れそうな予感はある」と話し、気持ちを切り替えていた。有言実行のゴール。試合後も「合宿で点を取ることができなかったので、リーグ戦でもう一度、という思いがあった。ゴールというところはすごい意識していた」と胸をなで下ろした。

 前半23分にはMF金民友の横パスをMF水沼宏太がワンタッチでスルーパス。PA内右に抜け出したFW池田圭が右足ダイレクトでニアサイドを破る豪快なゴールで先制した。2-0の完封勝利で2試合ぶりの白星を挙げた鳥栖。今季4勝目で勝ち点を12に伸ばし、順位も5位に浮上した。


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