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「勇敢に戦った」水戸が群馬との北関東ダービーを制す

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[4.13 J2第7節 群馬0-1水戸 正田スタ]

 ザスパクサツ群馬水戸ホーリーホックの北関東ダービーは、前半21分のMF小澤司のゴールを最後まで守り抜いた水戸が1-0で勝利した。水戸は第2節・愛媛戦(2-0)以来、5試合ぶりの白星。群馬はホーム初黒星を喫し、今季初の連敗となった。

「群馬の状態が良くて、苦しい戦いだった。アウェーでよく頑張って、よく踏ん張って、1点を守り切った。選手はとても勇敢に戦ってくれた」

 柱谷哲二監督が試合後のインタビューで振り返ったように、水戸は群馬に押し込まれる時間が続くなど、苦しい試合展開となった。それでも前半21分、MF船谷圭祐の左クロスをFW三島康平がヘディングで中央に折り返し、小澤が倒れ込みながら左足で先制点。小澤は今季初先発で初ゴールとなり、柱谷監督の起用に応えた。

 先制に成功した水戸だったが、その後は守勢を強いられる。特に後半はシュート0本に抑え込まれるなど、終始、劣勢の展開。それでも、GK本間幸司を中心に小澤の1点を最後まで守り抜き、1-0の完封勝利で今季3勝目を挙げた。

 群馬は1点が遠かった。前半14分、FW小林竜樹の浮き球パスを受けたFWダニエル・ロビーニョがワントラップから右足を振り抜いたが、クロスバーを直撃。後半2分にはMF青木孝太が左サイドから中央に切れ込み、右足でシュートを打ったが、わずかに枠を外れた。終盤は長身のDFクォン・ハンジンを前線に上げるパワープレーに出たが、最後まで得点を挙げることができず、2試合連続の無得点で2連敗となった。


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