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川島フル出場のスタンダール、2点差追いつきドローも3戦白星なし

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[4.17 ベルギーリーグPO1第4節 スタンダール・リエージュ2-2ロケレン]

 ベルギーリーグは17日、プレーオフ1の第4節3日目を行った。日本代表GK川島永嗣の所属するスタンダール・リエージュはホームでロケレンと対戦し、2-2で引き分けた。川島はこの日もフル出場したが、チームは3試合白星なし(2分1敗)となった。

 スタンダールはプレーオフに入り、初戦こそ勝利したが3試合を終えて1勝1分1敗と勝ち切れない試合が続く。さらに先に試合を終えているクラブ・ブルージュに勝ち点38で並ばれ、得失点差で交わされて、スタンダールは暫定2位となっていた。

 勝ち点を得て、首位をキープしたいスタンダールだったが、前半終了間際の44分にCKから先制点を許す。後半開始からはMFムヤンギ・ビアを投入し、反撃に出たが、同8分のムヤンギ・ビアの直接FK、同10分のMFメフディ・カルチェラの強烈なシュートは、ともにGKダビノ・ベルフルストの好セーブに阻まれ、同点に追いつくことができない。

 すると、後半19分に相手陣内からのロングフィードをクリアに行ったDFディノ・アルスラナギッチがFWアヤンダ・パトシとの競り合いでボールを見失い、パトシにこの日2点目となるゴールを豪快に決められ、0-2とスタンダールは2点を追う展開となった。

 それでもここからレギュラーシーズン首位の意地を見せる。後半23分、自陣からのロングフィードをFWイゴール・デ・カマルゴが頭で落とし、FWミッチー・バチュアイが左足で決めて、1-2。1点差とすると、同41分にはFWイモー・エゼキエルの折り返しをムヤンギ・ビアが右足で決めて、2-2と試合を振り出しに戻した。しかし、勝ち越しには至らず2-2で試合は終了。スタンダールは土壇場で勝ち点1を獲得し、なんとか首位をキープした。


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