beacon

松本vs京都の上位対決は終盤に点を取り合い痛み分け

このエントリーをはてなブックマークに追加
[4.20 J2第8節 松本2-2京都 松本]

 4位松本山雅FCと5位京都サンガF.C.の上位対決は2-2の痛み分けに終わった。松本はまたも今季ホーム初勝利を逃したが、一時は逆転されながら試合終了間際に追いついてドロー。反町康治監督は試合後のインタビューで「複雑な心境。勝てた試合と言えば勝てた試合だし、ボロ負けした試合と言えばボロ負けした試合。この引き分けを良しとしないといけない」と自分に言い聞かせるように話した。

 前半はアウェーの京都が優勢に試合を運んだ。立て続けに決定機をつくるが、DF比嘉祐介のシュートがクロスバーを叩くなど1点を取れない。スコアレスのまま前半を折り返すと、松本が先手を取った。

 後半28分、ゴール前に抜け出そうとしたFW船山貴之がDF酒井隆介に倒され、PKを獲得。これを船山が自らゴール右に流し込み、劣勢だった松本がリードを奪った。

 京都は直後の後半32分にMF中山博貴とFW三平和司を同時投入。すると1分後の後半33分、MF工藤浩平のスルーパスをFW大黒将志がワンタッチで流し、三平が左足でゴール右のサイドネットに流し込んだ。

 後半40分にはDF石櫃洋祐の縦パスを大黒が振り向きざまに右足ダイレクトでゴール左隅にねじ込み、2-1。大黒の3戦連発となるゴールで京都が逆転に成功した。

 しかし、ホームの松本も粘りを見せる。後半43分、3人を同時投入し、一気に交代枠を使い切ると、試合終了間際の後半45分だった。FW岩上祐三の右CKにDF犬飼智也が頭で合わせる同点ゴール。劇的な一発で敗戦を免れ、2-2の引き分けに持ち込んだ。


▼関連リンク
[J2]第8節 スコア速報

TOP