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広島、新潟とスコアレスドロー…首位の座を神戸に明け渡す

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[4.20 J1第8節 新潟0-0広島 デンカS]

 J1第8節の残り1試合が20日に行われた。デンカビッグスワンスタジアムで行われたアルビレックス新潟サンフレッチェ広島の一戦は0-0の引き分けに終わった。勝ち点1ずつを積み上げるにとどまった両チーム。連勝が3で止まった勝ち点17の広島は、得失点差で首位の座を神戸に明け渡した。

 互いに慎重な立ち上がりを見せた。広島は前半10分にMF青山敏弘がミドルシュート。この枠外に外れたシュートが前半唯一のシュートになった。

 徐々に攻勢を強めた新潟。前半終了間際にはFW鈴木武蔵のドリブル突破からFW岡本英也がループ気味のシュートでゴールを狙う。だがわずかに右に外れ、前半をスコアレスで折り返した。

 後半、先に動きを見せたのは広島。後半開始と同時に、MF高萩洋次郎に代えてMF野津田岳人を投入。さらに同17分には青山に代えてMF柴崎晃誠をピッチに送り込んだ。

 新潟も後半17分、MF田中亜土夢に代えて、昨日19歳の誕生日を迎えたルーキーMF小泉慶、さらに同20分には鈴木に代えて、FW田中達也を投入し、先制点を奪いに行った。

 後半22分には新潟に決定機。セットプレーの混戦がFW川又堅碁の足もとにこぼれる。GKと1対1。しかしGK林卓人がシュートを足に当てて弾き飛ばし、得点を与えなかった。

 終盤も攻勢を続けたのは新潟だった。だが後半42分の岡本のループシュートが枠上に外れるなど、最後まで広島ゴールを破ることは出来なかった。

 広島もFW三浦知良(横浜FC)のJ1通算得点まであと1に迫っているFW佐藤寿人が、今季2度目のフル出場を果たしたが、2試合連続のノーゴールに終わり、記録更新はまたもお預けとなった。


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