beacon

香川の記録を超えたい岡崎「ここまで来たら取りに行きたい」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[4.19 ブンデスリーガ第31節 ドルトムント4-2マインツ]

 ブンデスリーガは19日、第31節2日目を行い、FW岡崎慎司の所属するマインツは敵地でドルトムントと対戦し、2-4で敗れた。岡崎は今季5度目の1試合2ゴールをマーク。今季通算13ゴールとし、11-12シーズンにドルトムントでMF香川真司(現マンチェスター・U)が記録した欧州主要1部リーグでの日本人最多得点記録に並んだ。

 0-1の前半14分、MFユヌス・マリが頭で落としたボールをPA手前で受けた岡崎は迷わず右足を振り抜く。ミドルシュートはDFマッツ・フンメルスの足に当たってコースが変わり、ゴールネットを揺らした。

 さらに1-2で迎えた後半8分にもMFヌリ・サヒンのバックパスをカット。「いつもああいうところを狙っているので、今日はたまたまそれが来た」と、そのまま右足で流し込んだ。チームはその後2失点して敗れたが、ドルトムント相手に2度奪った同点弾は岡崎にとっても大きな自信になった。

「上位から点を取れたことは大きいと思う。そこまで気にしていないけど、やっぱりドルトムントとかバイエルンから点を取ったらうれしい。勝てなかったけど、0-4からの2点じゃないし、毎回追いつくゴールなので。重要なゴールには変わりないし、これを続けるだけかなと思う」

 今季5度目の1試合2ゴールには「こんなに(1試合)2点が多いとは。よほど運が付いているなという感じですね。あのバックパスもそうだし、点が入れば(その次も)なんか入る気がするので」と本人も驚くが、同時に「ハットトリック、取りたかったです」と、ブンデスリーガ初のハットトリックを逃したことも悔しかったようだ。

 香川の持つ日本人記録に並び、あと1点で新記録となる。「あと1点取ったら何か残ると思うので。自分がヨーロッパでやっていた記録というか。ここまで来たら取りにいきたいなと思いますね」。残り3試合。香川を超え、「岡崎慎司」の名をドイツに、ヨーロッパに刻めるか。


▼関連リンク
ブンデスリーガ2013-14特集
欧州組完全ガイド

TOP