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スタンダール、首位攻防戦はスコアレス…PO1勝3分1敗の首位で折り返す

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[4.21 ベルギーリーグPO1第5節 クラブ・ブルージュ0-0スタンダール・リエージュ]

 ベルギーリーグは21日、プレーオフ1の第5節2日目を行った。日本代表GK川島永嗣の所属するスタンダール・リエージュは敵地でクラブ・ブルージュと対戦し、0-0で引き分けた。フル出場の川島は、好セーブ連発で4試合ぶりの無失点に抑えたが、チームはプレーオフ3試合連続のドローに終わった。

 スタンダールはプレーオフ4試合を終えて、1勝2分1敗と勝ち切れない試合が続いている。さらにこの試合は、勝ち点1差で2位のクラブ・ブルージュとの直接対決。結果次第ではスタンダールが首位陥落となってしまう重要な一戦となった。

 3試合連続で先制点を許しているスタンダールは、この日も開始から攻め込まれる時間が続いた。前半7分、FWトーマス・ムニエのバイシクルシュート、同13分のMFリオル・ラファエロフのFKは川島が立て続けにセーブ。その後も川島の好セーブ連発で前半はスコアレスで折り返した。

 守備陣の頑張りに応えたい攻撃陣だが、クラブ・ブルージュの守備の壁をなかなか突破することができない。後半2分、MFメフディ・カルセラ・ゴンサレスがFKから直接ゴールを狙ったが、GKの正面。さらに同12分のMFポール・ジョゼ・ムポクのFKはわずかにゴール左に外れ、セットプレーから得点チャンスをうかがうも1点が遠い。

 レギュラーシーズン1位の意地を見せたいスタンダールは、最後までゴールに迫ったが、後半アディショナルタイムのムポクのミドルシュートもGKの正面を突き、0-0のままタイムアップ。勝ち点1を獲得したスタンダールはなんとか首位をキープし、1勝3分1敗でプレーオフを折り返した。


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