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マンU行きは,なし? 香川恩師クロップはクラブ愛を強調「私とドルトムントの関係は壊せない」

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 マンチェスター・ユナイテッドは22日、デイビッド・モイーズ監督を解任し、MFライアン・ギグスが暫定監督としてチームの指揮を執ることを発表した。クラブは「最終的な結論が出るまで、クラブは今回の件に関しコメントしない」と声明を発表しているが、周辺は騒がしくなっている。

 後任監督に挙げられているのは、今夏のW杯終了後にプレミアリーグへの挑戦を明言しているオランダ代表のルイス・ファン・ハール監督。パリSGで指揮を執っており、クラブOBでもあるローラン・ブラン監督。そして、ドルトムントの躍進を支えるユルゲン・クロップ監督だ。

 日本代表FW香川真司は、クロップ監督の下でドルトムントでリーグ連覇を達成している。その恩師が監督に就任すれば、求められている役割も理解しており、自身の持ち味を発揮しやすくなるだろう。

 しかし、2012年に香川がユナイテッドへの移籍を決断した際に「我々はシンジの少年時代や日本の文化を覆い隠すことはできない。シンジが育った日本ではプレミアリーグがすべてなんだ。ブンデスリーガではなくね」と、理解を示した指揮官は、自身にとってドルトムントこそが最も重要なクラブであることをイギリス『ガーディアン』で強調した。「マンチェスター・ユナイテッドは、偉大なクラブだ。ユナイテッドのファンはとても素晴らしい。親しみを感じている。だが、私とドルトムントの関係は壊せない」と、クラブとの特別なつながりを公言し、他クラブへ行くことに興味はない様子だ。


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