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「アジアを獲ろうと思っている」 初の決勝T進出の広島、塩谷が高らかに宣言

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[4.23 ACL第6節 広島1-0セントラルコースト Eスタ]

 サンフレッチェ広島は23日、AFCチャンピオンズリーグの第6節、ホームでのセントラルコースト・マリナーズ(豪州)戦を行った。勝つしか決勝トーナメント進出の道はなかった広島だが、後半27分のMF山岸智のゴールによって、1-0できっちり勝利。見事、クラブ史上初の決勝トーナメント進出を決めた。F組2位通過の広島は、決勝トーナメント1回戦ではH組を1位通過した、MF小野伸二の所属するウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(豪州)と対戦する。

 22日に発表された3月のJリーグ月間MVPに輝いたDF塩谷司が、この試合でも輝きを放った。前半43分にはゴール前左で得たFKを弾丸シュートで狙う。これは惜しくもGKリアム・レディの好セーブに阻まれたが、後半27分、ゴール正面で再びFKを獲得すると、今度も塩谷が弾丸FKで狙う。「当たりそこないが山さん(山岸)に当たってくれた。結果オーライです」。試合後、頭を掻いた塩谷だが、存在感は抜群だった。

 組み合わせが決まった段階で、決勝トーナメントに進出すれば、1回戦で広島は川崎フロンターレの所属するH組の1位か2位チームとの対戦が決定していた。だが互いに2位通過を決め、1回戦では初戦ホームとなったが、懸念されたJリーグチーム同士の対戦は回避された。「アジアを獲ろうと思っているんで、みなさんも一緒に戦いましょう!」塩谷は高らかにアジア制覇を誓った。


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