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32歳カカの復帰を夢見るサンパウロ

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「リッチなクラブと争う金はないが…」

 ミランMFカカは22日、32歳の誕生日を迎えた。シーズン終了後の去就が注目される同選手だが、古巣サンパウロの会長が復帰を夢見ているようだ。

 ミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOは以前、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得できなければ、カカーが退団できる条項が契約にあると明かしている。ミランはすでにCL出場の可能性がなくなっており、昨夏復帰したカカーの去就が注目されるところだ。

 アメリカ・MLSへの移籍も騒がれるカカーだが、古巣サンパウロも彼の獲得を望んでいるようだ。カルロス・ミゲル・アダイール会長が、ブラジルメディアで次のように述べている。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。

「フッキ、ダニエウ・アウベスがピッチにいるサンパウロを見たいね。クリスティアーノ・ロナウド、(リオネル・)メッシ、ネイマールももちろんさ!」

「冗談は別にして、私が本当に欲しいのはカカだけだ。彼を家に戻すのは本当に夢だね。彼にはサンパウロにふさわしい顔がある。サポーターに好かれ、常に笑顔で、ゴールを決めて、良いプレーをする。ただ、リッチなクラブたちと争うだけのお金はない」

 なお、ミランの公式ウェブサイトによると、22日の練習では、FWステファン・エル・シャーラウィがミニゲームで得点を挙げている。足首の負傷からの復帰を目指すMF本田圭佑は、この日も別メニューとなった。

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