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GK三浦拓がスペイン、そして日本代表戦で感じたこと

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 昨シーズン、フットサル関東1部リーグ・ファイルフォックスに所属していたGK三浦拓が4月14日にスペインを離れ、日本に帰国した。三浦拓は3月3日から4月11日までスペイン1部リーグのナバーラのトップ、セカンドチームのトレーニングに参加。スペインにはブラジル、ロシアと並び世界最高峰レベルのリーグがある。そのリーグにおいて上位8チームに与えられるプレーオフ出場権を手にしたのが、三浦がトレーニングに参加したナバーラだ。

 三浦が滞在中、ナバーラはスペイン遠征中の日本代表とトレーニングマッチを行った。4月2日に行われたそのゲームで三浦はイマノル監督から日頃のトレーニングでの姿勢、パフォーマンスが評価され、先発出場を果たした。三浦は前半15分までナバーラのゴールマウスを守り、無失点。ナバーラの1-0の勝利に貢献した。  日本とのトレーニングマッチを三浦はこう振り返る。

「ナバーラと日本代表は、チームとしてどこをとってもそこまで大きな差があるように感じませんでした。しかし、球際だったり、勝負どころでの強さ、ミスを突く上手さなどディテールの積み重ねが結果として表れたと思いました。試合後にナバーラのチームメイトが、日本のディフェンスは堅かったと言っていました。ナバーラとのゲームでも日本の失点はセットプレーからで、流れの中で生まれた得点ではありません。ミゲル監督が言うように日本の武器はディフェンスだと思いました。個人としては、まず日本代表とのゲームにプレーできた喜びがあります。そして同時に自分も早く日本代表に選ばれるようにトレーニングを突き詰めていこうと強く思いました。15分間出場して無失点でしたが、40分出場していたらどうなっていただろう? って考えています。すごくいい経験でした」

 また三浦はスペインでの約1か月半のトレーニングに参加をこう振り返る。

「何をとってもまだまだ自分は未熟だと感じました。だけど自分は伸ばすべき部分があり、進化する可能性があることを実感できました。その発見が自分にとって大きな自信となっています。自分の当面の課題はプレッシャーがかかった中でいかに高いパフォーマンスをするか。コートで違いを見せられるか。スペインに来ることは誰でもできます。大事なのはスペインで得たこと、感じたことを常に意識して、日本でも継続してトレーニングに挑むことです。そのことを忘れないよう自分に言い聞かせながらプレーしていきたいと思います」

 スペインのトップチームでの1か月半のトレーニングで何を得たのか。三浦は来るべき新シーズンにコートでそのことを実証していくに違いない。

[写真]ナバーラでのトレーニング最終日。トップチームのテクニカルスタッフ、メンバーと写真に収まる。三浦の左隣は元スペイン代表でキャプテンのはハビ・エチベリ

MANGA NAVARRA クラブHP:http://xota.es
マンガ・ナバーラ スペイン北東のナバーラ州の州都パンプローナをホームタウンとするチーム。スペインでは“ショタ”の愛称で親しまれているクラブだ。1978年に創立されたクラブは1992-1993シーズン後に2部に昇格。1997-1998シーズンには1部に昇格。近年では2005、2007年のスペインカップ準決勝に進出。2009-2010シーズンにはプレーオフ決勝に進出している。今シーズンのナバーラはスペイン代表のアラ-ピヴォ・ラファ・ウシンが攻撃の軸となり、元スペイン代表のハビ・エセベリがキャプテンを務める。パンプローナは7月6日から14日に行われる牛追い祭りが有名で、アメリカの小説家ヘミングウェイが作品の舞台にしたことで知られている。

(取材・文 座間健司)
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1980年7月25日生まれ、東京都出身。2002年、東海大学文学部在学中からバイトとして"フットサルマガジンピヴォ!"の編集を務め、卒業後、そのまま"フットサルマガジンピヴォ!"編集部に入社。2004年夏に渡西し、スペインを中心に世界のフットサルを追っている。"2011年フットサルマガジンピヴォ!"休刊。2012年よりフットサルを中心にフリーライター兼フォトグラファーとして活動を始める。

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