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深刻だ…鳥栖に対名古屋初勝利献上、5連敗 西野監督「一瞬の対応ができない」

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[4.26 J1第9節 名古屋2-3鳥栖 瑞穂陸]

 名古屋グランパスの状態が深刻だ。怪我人が続出しており、苦しいメンバー構成を強いられていることもあるが、結果が出ない。西野朗監督も「一瞬の対応が出来なかった」と渋い表情で振り返った。

 守備陣に多くの怪我人が出ている名古屋だが、この日は攻撃陣の構成でも頭を悩ませた。FWケネディ、FW玉田圭司がメンバーを外れ、スタメンは、出場停止明けのFW永井謙佑とルーキーFW松田力の2トップ。控えメンバーには、FW登録の選手を置けない状況だった。

 あえてプラス材料を挙げるとすれば、常にリードを許す展開にも、2度追いつき、勝負への意地を見せたことか。だが後半アディショナルタイムに勝ち越し弾を許してしまう。鳥栖に対名古屋初勝利を献上。この3年間で立場は一気に逆転してしまった。

 名古屋はこれでリーグ5連敗。5連敗は1年ぶりだが、6連敗となれば、2000年以降では初となる。29日の次節は国立競技場でのFC東京戦となる。「チャンスを膨らますだけではダメ。決めないと」と西野監督はイレブンの奮起を促していた。


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